この記事は、こんな人に読んで欲しい!
・最近コーヒーが好きになった人
・もっとコーヒーの事を知りたい人
・もっと美味しいコーヒーを飲みたい人
・コーヒーにこだわりを持ちたい人
・コーヒーの保存方法を知りたい人
最近コーヒーが好きになり、
もっとコーヒーの事を本格的に
知りたいと思っている人向けに、
今回はコーヒー豆と粉の保存方法や、
コーヒーが一番美味しいのはいつなのかをまとめました。
「コーヒーは楽しい!絵で読むコーヒー教本/著者:セバスチャン・ラシヌー、チュング-レング トラン/株式会社パイ インターナショナルスクール」
「理由がわかればもっとおいしい!コーヒーを楽しむ教科書/監修:伊崎英典/株式会社ナツメ社」
【参考・引用文献】
保存方法

✅適切な方法・場所で保存する
豆の状態でも、挽いて粉にした状態でも保存方法は同じです
しかし、粉だと表面積が増えるため、豆より早く品質は落ちてしまいます
場所は購入から1~2週間まででしたら、
食器棚がベストです!
・開封前後にかかわらず理想的な保存場所
・日が当たらず、冷暗所で乾燥しているため
・真空パックで密閉状態にして保存
焙煎後2週間以上経ったら、熱からコーヒーを守るため、
室内に置かず、冷凍庫や冷蔵庫で保存します
ベストは冷凍庫
- 香り成分の揮発や、二酸化炭素の放出をおさえる
- 賞味期限よりも長持ちさせたい場合は、封をしっかり閉じて冷凍する
- 一度冷凍庫から取り出した事により、低温で微細な割れ目が生じ、それが原因で劣化が急速に進んでしまうので注意が必要
ベターは冷蔵庫
- 常温で保存するより、品質を保持出来る
- ただし、他の食品の匂いを吸収してしまったり、冷蔵庫から取り出すと、湿気が袋の中にこもりやすくなるので、冷蔵庫はあまりおすすめしません!
まとめると、購入から1~2週間は食器棚で保存しといて、
購入してから1~2週間で飲みきれなかった場合は、
ずっと常温で保存するより、冷凍庫か冷蔵庫へ保存した方が良いということです
だがしかし!!
この冷凍庫や冷蔵庫での保存方法は、
あくまでも劣化のスピードを遅らせるだけです
コーヒーを一番美味しい状態で飲みたいのであれば、
なるべく1~2週間で飲みきれる量だけを購入したほうが良い!
ということなのです
おすすめの保存袋は、
ジッパー付きの袋!!
酸素からコーヒーを守るため、空気をなるべく抜いてから、ジッパーを閉める
ガス抜きバルブの付いた袋や、遮光性の袋もおすすめ
自宅にあるガラス容器などに移して保存したいという人もいるかと思います。
確かにおしゃれに見えますし、
残りの量を確認しやすかったりしますが、
これはNGなのです!
空気を抜くことができず、密閉できません
酸素をブロックすることが難しく、
移した瞬間から酸化が始まってしまうためです
もしガラス容器などに保存したいときは、
購入時の袋のまま容器に入れて保存したほうが、
酸化を防げるそうです!
*このときも購入時の袋の封は空気を抜き、
しっかり閉じましょう!
保存時の注意点
✅酸素・光・熱を避ける
コーヒーが嫌うものには、
高温・酸素・湿気・過度な乾燥・日光があります
中でも気をつけたいのが、
・酸素⇒酸素に触れることで酸化し、品質が落ちていく。嫌な酸っぱさが発生!
・光⇒コーヒーは紫外線に弱い。香りや風味が落ちる。太陽光、蛍光灯ともにブロック!
・熱⇒揮発性の香りやアロマが抜け、酸化を促進させる。夏場は特に気をつけること!
*揮発性とは?
液体が持つ、常温で蒸発しやすい性質のこと
『人が香りを感じるためには、香り分子が空中に漂わなければならない。
つまり、常温で気体に性質(揮発性)を持っていなければならない。
常温でも気化するため、加熱すればさらに気化が進み香りが立つ。
言い換えれば飛び去ってしまう。』
✅乾燥剤を添えるのも良い
コーヒーは乾燥しているため、湿気を多く吸ってしまったり、
他の食品の匂いを吸い取ってしまいます
コーヒーを守るため、乾燥剤を一緒に、
保管場所に置いとくと良いでしょう!
保存期間や賞味期限の目安

✅保存期間や賞味期限にかかわらず、
購入後1~2週間で飲みきるべし!
前の項目で述べたように、冷凍庫や冷蔵庫での保存は、
劣化のスピードを遅らせるための方法です
冷凍庫や冷蔵庫で保存したからといって、
品質がずっと保たれるわけではないので要注意です!
参考文献:「コーヒーを楽しむ教科書」によると、
美味しく飲める保存期間の目安は、
冷凍の場合⇒豆・2ヶ月、粉・3週間
冷蔵の場合⇒豆・2週間、粉・10日
やはり粉のほうが、劣化しやすいんですね~
賞味期限は、スーパーなどの市販品が1年程度、
コーヒーの専門店などでは2~3週間と言われるケースもあります
お店によって違いがあると思いますので、
お店の方に直接聞いてみても良いですね
豆や粉の風味や香りは、焙煎してから1~2週間後がピーク!
その後減少していきます
保存期間の目安から考えると、
コーヒー本来の美味しさを味わえる期間として、
2~3週間程度を賞味期限と考えるのが良さそうですね(^^)
焙煎直後の豆は、二酸化炭素を多く含んでいます
1週間程二酸化炭素を、ある程度放出させて、
豆を落ち着かせることによって、
抽出時に成分を十分引き出せるようになります
ここでは2~3週間が賞味期限の目安としましたが、
やはり一番美味しい状態で飲むのに最適なのは、
「焙煎してから1週間ほど置いた豆を購入し、購入してから1~2週間で飲みきる」
これがベストなのではないでしょうか!
「コーヒーは楽しい!絵で読むコーヒー教本/著者:セバスチャン・ラシヌー、チュング-レング トラン/株式会社パイ インターナショナルスクール」
「理由がわかればもっとおいしい!コーヒーを楽しむ教科書/監修:伊崎英典/株式会社ナツメ社」
【参考・引用文献】
まとめ
【コーヒー本来の味を楽しみたいのであれば、
購入後1~2週間で飲みきるべし!!】
保存方法
- 購入から1~2週間は食器棚がベスト
- 購入から1~2週間で飲みきれないときは、冷凍庫か冷蔵庫へ
- しかし、冷蔵庫はあまりおすすめできない
- 密閉できるジッパー付きの袋で保存するのがおすすめ
保存時の注意点
- 酸素・光・熱をさける
- 湿気や匂い移りからコーヒーを守るため、乾燥剤を添えておくのも良い
保存期間の目安
- 冷凍庫では、豆2ヶ月・粉3週間
- 冷蔵庫では、豆2週間・粉10日
- あくまでも劣化のスピードを遅らせるだけ
賞味期限の目安
- 購入から2~3週間程度
- コーヒーの専門店によって違うこともあるので、店員さんに聞いてみても良い

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